岡本敦郎の紹介

岡本敦郎は、武蔵野音楽大学が武蔵野音楽学校と呼ばれていたころの卒業生で、日本コロムビアに所属していたかなり有名な歌手です。
武蔵野音楽大学が輩出した音楽家の中で特に有名な存在で、まだ開始されたばかりのNHK紅白歌合戦に7度も出場しています。
第2回から第9回の紅白歌合戦に出ていますが、驚きなのは、毎回別の歌を歌っているということでしょう。
常にヒット作を生み出していたということですから、岡本敦郎はその当時とても優れた歌手だったということです。

岡本敦郎はラジオによって多くの人に知られる存在となりました。
当時はラジオ全盛の時代で多くの日本国民がラジオにくぎ付けになっており、最高の娯楽だったわけです。
「朝はどこから」で世に出て、その後は次々とヒット作を続け、その嫌味のない声質のおかげで、数多くのファンを獲得することになりました。

代表曲がありすぎてどれが最も話題になったか知るのは難しいでしょう。
ラジオ全盛の時代に愛され続け、その結果、「ミスターラジオ」と呼ばれるまでの存在になり、上記したように全部で7度紅白歌合戦に出場しています。

また驚きなのが、音楽の先生として教鞭を執っていたことがあります。
2012年に亡くなったのですが、その直前まで音楽活動に携わっていたのを見ますと、かなり音楽が大好きだったことをうかがい知ることができるでしょう。

日本歌手協会という団体の理事長に就任したり、2008年には日本レコード大賞にて功労賞を受賞したのも印象的です。

岡本敦郎の代表曲は数多ありますが、歌謡曲のみならず、抒情歌も歌っていました。
そして自分一人で歌う曲以外にも、共唱するような曲も多数あり、その相手を務めたのが、安西愛子や山田陽子などになります。
今の高齢者が青春時代に聴いた曲も多数あるので、今でも岡本敦郎の曲を聴いているというファンも少なくありません。
武蔵野音楽大学は、岡本敦郎を育て上げましたが、逆にいうと、岡本敦郎が武蔵野音楽大学を有名にしたともいえそうです。